「自分の働き方に」に気づく心理学　何のために、こんなに頑張っているんだろう

《はじめに 頑張って仕事をしている人がいる。しかし、なんとなく心の底でむなしい。何のためにこんなに頑張っているのかわからない。 そういう人は自分の本当の望みがわかっていない。 仕事に生きがいを持つためには何が必要で、何が不必要かわかっていない。その判断能力がない。 仕事に生きがいを持つために、絶対に必要なのは「自分を知ること」である。改行世の中には、自分の不得意領域で頑張っている人がいる。そして自分の仕事に生きがいを感じないで悩んでいる。 あるいは自分の歪んだ価値観に気がつかないで、一生懸命仕事をして報われない人もいる。 「自分を知る」と言うことの中には、自分の能力の適性ばかりではない。自分の情緒的成熟とか、情緒的未成熟もそうである。自分は、社会的、肉体的年齢にふさわしい自我の確立がされているのかどうかももそうである。 また自分の価値観もそうである。自分は何を信じているのか、信じていないのか。そもそも自分には価値観があるのかないのか。自分の軸があるのかないのか。 自分が何者であるかがわからないのでは、どんなに頑張って仕事をしても生きがいは無い。まず、自分はモグラなのか高なのかと言うことを理解し、その自分を肯定しなければならない。》 以上、P3の「はじめに」から引用しました。 ここの部分を読んで初めて読んだ時は、まだ知らなかった。知らなかったというかあまり意識していなかった言葉がありました。それは、 自分の好き、自分の強み、自分の価値観です。 この「好き」と「強み」と「価値観」 この3つのキーワードが「自分の働き方」に気づくポイントなんだと、今の自分ならよーくわかります。 せめて20代か30代に出会いたかった本です。 今仕事のことで悩んでいる。その本当の原因はその目の前の出来事ではない可能性があるのではないでしょうか。自分の働き方の根本を見つめ直してみることで、今現在の働き方が変わるかもしれないし、または新たな道を探すことを探すために強く動き出すことのきっかけになる言葉が書いてあるかもしれません。せっかく悩んでいるのですから、もう少し自分を深く掘ってみませんかそのための入り口になる言葉がきっと見つかると思います。自分を見つめ直すための言葉がキーワードがどこかにあるそんな本だと思います。 今仕事で頑張っているのに報われなくて悩んでいる方、それから、仕事にやる気が出ない興味が持てない、だから転職を考えているという方、おすすめです。 本の状態。 線引き書き込みのあるところが、複数箇所あります。3ページから7ページ、188ページから194ページこの部分だけLINEマーカーによる線引きとボールペンによる線引きと鉛筆による書き込みなどが集中的にあります。その他の部分は比較的きれいな状態です。カバーの表側の気づくという言葉の頭のところに少し薄いシミがあります。表紙が白地なのでぼんやりとした薄い汚れ感もあるように見えます。帯の黄色も淡い色ですので、微妙に汚れ感があるようにも感じます。カバーの後ろ側バーコートの上部に破れが7、8ミリあります。 カバーの背の上部端角部分に傷みあり。写真をご参照ください。地の部分と小口に小さなシミあり。こちらも写真をご参照ください。 2016年6月5日第1刷発行 ⭐️付箋につきましては、剥がしてお送りすることもできます。剥がしをご希望の方は、ご購入後なるべく早くご連絡ください。