つながらない生活 「ネット世間」との距離のとり方
¥1,000 税込
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本の状態説明。
帯に少しシワあり(写真参照ください)。
表カバーの上部端にヨレが少しあり(写真参照ください)。
317ページの上部角に小さな折れ線跡が斜めに一本あり(ドッグイヤー)。
その他は、特に目立つような汚れや傷みはございません。線引き書き込みなし。帯付き。初版。
本の内容の説明。
「朝起きてすぐツイートしますか?
休日もメールを見ますか?
Facebookの書き込みが気になりますか?
毎日、充実していますか?」
以上表側の帯のコピーより。
7賢人に学ぶ、
・「適度につながらない」ための知恵
・プラトン人が説く「ほどよい距離」の見つけ方
・セネカが探訪する内面世界
・グーテンベルクがもたらした黙読文化
・ハムレットの手帖
・フランクリンの「前向きな儀式」
・自宅を安息の場にしたソロー
・マクルーハンの「心のキッチン」
以上帯の裏側のコピーより。
つながらない生活
この本は端的に言ってしまうと文明の力が登場するたびに、人間は他人とのコミニケーションの取り方に支障が生じてきた。
そしてそれを改良して克服してきている。その歴史を7人の賢人のエピソードを交えてわかりやすく説いている本です。
この本のポイントはその現代最もコミニケーションツールとして活用されているスマホを中心としたITツールの弊害についての重大な警鐘にある。
スマホ、その登場と発展によって人々のコミニケーションが急激に接近している。1個人の孤独な時間がほとんどないと言って良いのではないでしょうか。それは実はとても人間にとって危険な状態になっている様です。著者はスマホなどのツールを使うことのメリットも確かにあるが弊害も多々ある。だからその付き合い方の距離を提案している。わたし自身はこの本によって自分がいかにスマホ依存をしているかということが分りました。
その弊害として集中力が著しく欠如していました。仕事中にもスマホのことが気になり時々画面を覗いてしまいます。
一番の弊害は、読書に対する集中力のや低下です。長時間の読書ができなくなってきています。10分間程度しか続けて読めなくなっていました。すぐにスマホに目が行ってしまうことに気がつきました。正直、自分がそうなっていたことにこの本を読むまで気づきませんでした。
人の集中力は一度途絶えると復活させるのにかなりの時間を要するのです。とても作業ロスが生まれております。さらに自分1人の時間が少ないと言う事は、自分を深く見つめたり内面をのぞき自分のアイデンティティを育てるということを忘れているように思いました。
みんな一緒、みんなと一緒、みんなとみんなとと言うつながりで脳も心も他人と同化している部分が多いように思います。
人はまず個人があって、そして他人との接触コミニケーションがあって社会が成り立っております。内と外のバランスが崩れてしまっているのでした。
人とつながりっぱなしと言うのは個人の尊厳がとても脅かされている状態です。
どうか自分自身を振り返ってみていただき、スマホやパソコン、タブレットの時間が長いなぁと思われる方はぜひ読んでみてください。
プレジデント社・刊。 定価1700円プラス税。
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